真夜中の百貨店 ~シークレットルームへようこそ~(7月5日分)伊勢丹オススメの珠玉の逸品に必ず出会える番組!

真夜中に営業する、不思議な百貨店。

ここには、心の底からお客様が喜んでもらえるように、おもてなしをするプロがいます。

それはお客さんの求める物とその気持ちにまで、満足させることを使命としている妖精のいる百貨店です。

ここで買い物が出来るお客様は、百貨店からの招待状を贈られた人だけです。

贈られたお客様は、必ず求める品物に何らかの思い入れがある方です。

お客様は何故この商品を求めて来たのか、それを見つけ出し満足して帰させなければおもてなしは終わりません。

財布を求めて来た男性

本日のお客様。
この男性は新しい財布を求めてきました。

今まで使用していた財布が、古くなったので買い換えたいとのことでした。

スタイリストがどのような財布をお望みですかと訊ねると、何でもいいから紹介してくれた財布で良いと答えます。

スタイリストが選んだ財布の説明を拒否して、購入を決定しました。

コンシェルジュは、今回は財布の購入を止めた方が良いと薦めます。

お客様は、ここは財布の説明を聞かないと売ってくれないのかとやや怒りぎみに言います。

コンシェルジュは、転職先の上司や取引先の方がどのような財布をお持ちなのか、どのような服装なのかを知らなければ適切な財布をお勧めすることは出来ません。

転職された会社の人たちを見てから、お財布を買い替えることをお勧めします。
その時に、また来店くださいと告げます。

買い物をしないで、改めて買いに来いとは、変わった百貨店だと、お客様は苦笑しました。

お客様の財布の購入の本当の理由

お客様は、高飛車な態度をわびて話し始めます。
財布を買い替える本当の理由は、離婚したからです。
今の財布は、別れた妻から贈られた物なのです。

転職して、新たな気持ちで財布も取り替えようと思っていたことを素直に話します。
改めて、財布の説明を受けます。
その財布はビジネスマンに向けて配慮された品物でした。
中の仕切りを5枚として出来る限り薄く、スーツのポケットを膨らませないように、デザインされています。
お客様のニーズの意見を聞いて取り入れた財布だと説明を受けます。
財布職人の心配りを理解し、百貨店のスタッフにも感謝します。
また人生の転機に来たいと出て行きます。

まとめ

この「真夜中の百貨店」は伊勢丹と共同で企画されたドラマです。

それなのに、ドラマはしっかりとした内容で、見る者をあきさせません。

冒頭のフランス語の説明はなんとも違和感を感じましたが、慣れてくると、これも味があるのです。

一番気に言っているのは、コンシェルジュ役の、大塚明夫さんです。

ドラマを見た時に、どこかで聞いた声だと考えました。
彼は、知る人ぞ知る、声優の大御所です。
有名な映画からアニメまで広く活躍されています。

その彼がとても雰囲気たっぷりに演じているのがコンシェルジュにぴったりです。

ここで紹介される品物の作り手のフィルムが流れるのも、この番組の価値を高めていると感じています。

そして、このドラマで紹介された品物は実際に買うこともできます。

伊勢丹オンラインショップ
http://isetan.mistore.jp/onlinestore/shops/mayonaka/index.html


次は、どんなシチュエーションで何を紹介してくれるのか楽しみです。